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実践力が問われる入試英語

実用英語技能検定(英検)やTOEFLなど、
外部機関の英語検定試験を一般入試に採用する大学が増えていることが、
1月12日付けの日本経済新聞で紹介されています。

より実践的な問題で英語力を測り、大学での学びへとスムーズにつなげるのが狙いです。
各大学は所定のスコア取得を受験資格としたり、
大学入試センター試験の英語を満点扱いにしたりするなど、特色を打ち出そうとしています。


昨年12月、英検を運営する日本英語検定協会と上智大学が開発した「TEAP」に、
およそ3600名の高校3年生らが挑みました。
「リーディング」と「リスニング」の二技能から出題され、
大学の授業に関するEメール解読や、教授との会話といった
大学入学後や留学時を想定した実践的なものばかり。
センター試験など従来の入試問題とは異なる設問が多かったようで、
受験者は「単語が難しく、内容にも戸惑った」と苦戦した様子でした。

立教大学でも16年度から全学部の入学者の一部について
外部の英語試験のスコアを活用し、出願資格とする入試の導入を決定しました。
また国立大でも、筑波大学は17年度の一般入試から全受験生に外部試験による4技能の試験を課すことを目標に。
山口大学は15年度新設の国際総合学科の一般入試で、5つの外部試験のいずれかで
所定の級やスコアを持つ受験生の二次試験の英語の得点を最大30点加点することを発表。

社会から「使える英語」が求められている今、このような外部試験導入は広がるだろうと予測されます。
来年以降、受験生になる方は、入試英語の方式にもぜひ注目してみてくださいね。

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