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日本とシリアの学生がスカイプを使って学び合い

東京外国語大学の学生が、シリアの大学生とインターネットのテレビ電話「スカイプ」を通じて交流し、互いの言語を
学ぶ活動を行っていることが2月25日付の読売新聞で紹介されています。

2011年4月外務省は、シリア内戦激化でシリア全土に日本人の退避勧告を出しました。
それに加え、シリアでは日本人人質事件が起き、現地から日本人教師がいなくなり、ますます現地学生が日本語を
勉強するのが難しくなっています。

シリアに日本人教師がいなくなっていることを知った東京外国語大学のサークル「シリア研究会」のメンバーは、
2013年12月にスカイプを使ってシリアの学生との交流を思いつきました。

しかし、シリアの大学にはパソコンが少なく、通信環境が整っていないことなどから、交渉はうまく進みませんでした。
そんな悪戦苦闘を続け10カ月程経った昨年9月、シリアのダマスカス大学から東京外国語大学に留学生が来ました。
その学生をきっかけに、シリアで日本語を学ぶ学生を紹介してもらいスカイプでの交流が実現しました。

スカイプを通じた会話は、主に東京外国語大学側はアラビア語、ダマスカス大学側は日本語を話します。
難しい単語があると辞書を示し、発音などを教え合ったりしながら互いの国のことや将来の夢を話します。
ダマスカスでの停電などで、何度か通信が途絶えながらも2時間近く会話は続き、終始笑い声が響いたそうです。

学生たちの想いが、日本とシリアという遥か離れた2つの国をつなげました。

あなたは、大学生になったら何をしたいですか?社会人になったら何をしたいですか?
ぜひ、チャレンジしたいことを見つけて、実現できるように挑戦してみてくださいね。

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