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「寄付講座」であらたな学びを見つけよう

駒沢女子大学で資生堂による寄付講座「化粧文化論」が開講されていることが、3月2日付けの日本経済新聞にて紹介されています。
人間関係学科2年生の必修科目として、全15回の中で皮膚の構造や化粧の基礎知識、洗顔時の石けんの泡立て方、そして社会人としてのメイク方法などをプロの講師から学べるという講座です。石井かおり教授が客員研究員を務める資生堂にはたらきかけ、14年度から開講されています。
メイク術を学び、化粧品自体を身近に感じることができるこの講座は、企業にとっても学生に製品を知ってもらう貴重なマーケティングの場となっているようです。
そして、このような寄付講座は他大学でも活発に行われています。

慶應義塾大学商学部ではプルデンシャル生命保険と組み、「営業を科学する」というテーマのもと、営業活動を心理学やコミュニケーション学などの科学的な観点から分析した営業の魅力とノウハウを、第一線で活躍する営業職の社員や経営幹部から直に学ぶことができます。
早稲田大学では、NTTと組み、サイバーセキュリティの寄付講座を15年に始めました。NTTにとって初の寄付講座であり、サイバー攻撃の仕組みを理解し対策を学べるもので、第一線で働く技術者が登壇に立つという魅力ある講座となっています。
ほかにも、九州大学では、大鵬薬品工業株式会社が行うがん分子病態学講座が、法政大学の「アーティスト・マネジメント産業論」ではテレビ局によるドラマの作り方など、多種多様な寄付講座が開講されています。

大学の外から最先端の知見を得る機会である「寄付講座」。どんな講座が開講されているかを調べてみると、自分の学びたいことがまた新たに発見できるかもしれません。

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